クレジットカード辞典
法人・個人事業主向け

民泊(Airbnbなど)運営者向け、事業用クレジットカードの選び方

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住宅宿泊事業法に基づく届出を行い、個人で民泊(住宅宿泊事業)を運営している方の中には、「事業用のカードを作るべきか」「どんな場面で役立つのか」と考える方も多いのではないでしょうか。民泊運営は、副業として始める方から本格的に複数物件を運営する方まで幅がある事業です。ここでは、民泊運営における事業用カードの役立ち方と、申し込み時に確認しておきたいポイントを解説します。法人カード・ビジネスカードの基本については、法人カード・ビジネスカードとはの記事もあわせてご参照ください。

民泊運営で事業用カードが役立つ場面

アメニティ・リネン・消耗品の仕入れ

タオルやシーツ、歯ブラシ、シャンプーなどのアメニティ用品は、ゲストの入れ替わりごとに消耗します。通販サイトでまとめ買いすることが多いため、事業用カードで支払うことで仕入れコストを把握しやすくなります。

清掃代行・リネンサービスの外注費

ゲストの入れ替わりのたびに発生する清掃やリネン交換を外部の代行業者に依頼している場合、その外注費も事業用の支出です。複数物件を運営している場合、物件ごとの清掃費を事業用カードの明細で確認しやすくなります。

予約管理システム・スマートロック・サイトコントローラーのサブスク費用

複数の予約サイト(OTA)の予約状況を一括管理するサイトコントローラーや、非対面チェックインのためのスマートロック、清掃スケジュール管理ツールなど、月額課金のサービスを利用する民泊運営者は少なくありません。こうしたサブスクリプション費用をカードでまとめて支払うことで、契約状況を管理しやすくなります。サブスク全般とカードの関係については、サブスクリプションサービスとクレジットカードの相性の記事も参考になります。

OTAサイトへの掲載関連費用・広告費

Airbnbやその他の予約サイトでは、掲載を目立たせるための有料プロモーションや、集客のためのSNS広告費が発生することがあります。これらの費用もカード払いに対応しているケースが多く、事業用カードにまとめることで管理がしやすくなります。

個人事業主・法人どちらでも運営できる

民泊は個人事業主(開業届を提出した状態)として運営する方が多い一方、物件数が増えて事業規模が大きくなると法人化を検討するケースもあります。開業届を出したばかりの個人事業主が法人カードに申し込む際に見られやすい点は、個人事業主でも法人カードは作れる?の記事にまとめています。

副業として始める場合

会社員が副業として民泊運営を始めるケースも多く見られます。本業用のカードと支出が混ざってしまうと、確定申告のときの仕分けが手間になります。副業専用のカードを分けて持つメリットについては、副業の経費管理に、本業とは別のクレジットカードを持つべき?の記事もあわせてご参照ください。

審査で確認されやすいポイント

開業・運営実績の少なさ

民泊運営を始めたばかりの時期は、事業の継続年数という点で実績が少ないため、審査で不利に働きやすいと言われています。法人カードの審査全般で確認されやすいポイントについては、法人カードの審査に通りやすくなる条件とはの記事で解説していますので、あわせてご参照ください。

自宅の一部を届出住宅にしている場合の事業実態の証明

自宅の一部や空き部屋を届出住宅として運営している場合、住宅宿泊事業の届出番号や住宅宿泊事業者票の写しなど、事業実態を示す書類の提出を求められることがあります。あらかじめ必要書類を確認し、不備なく準備しておくとスムーズです。

開業直後で審査に不安がある場合

民泊運営を始めたばかりで事業実績の証明が難しい時期は、事業用カードの審査に不安を感じることもあります。そのような場合、保証金を預けることで発行を受けられるNexus Card(デポジット型クレジットカード)[PR]のような選択肢を、開業初期のつなぎとして検討する方法もあります。

仕組みの詳細はデポジット型クレジットカードとは?の記事で解説しています。

予約の季節変動と支払いサイクルの関係

民泊の売上は、観光シーズンや連休などによって稼働率に波が出やすい事業です。売上が集中する時期と、消耗品費や外注費の支払いが発生する時期がずれることもあるため、カードの締め日・支払日の仕組みを理解しておくと資金繰りを見通しやすくなります。基本的な考え方はクレジットカードの「締め日」と「支払日」の仕組みの記事、締め日を意識した使い方は締め日を意識した使い方のコツの記事で解説しています。

経費管理のコツ

物件ごとの消耗品費・清掃代行費・サブスク費用を生活費と分けて管理することで、確定申告の際の経費算出がしやすくなります。個人事業主全般の経費管理については、個人事業主が経費をクレジットカードで管理するメリットとはの記事や、複数の事業用支出をクレジットカードで一元管理するコツの記事もあわせてご参照ください。

こんな方におすすめ

  • 住宅宿泊事業(民泊)を個人事業主として運営している、または始めようとしている方
  • 副業として民泊運営を行っており、本業の支出と分けて管理したい方
  • アメニティ・清掃代行・サブスク費用などをまとめて把握したい方

まとめ

民泊運営にとって、事業用カードはアメニティや消耗品の仕入れ、清掃代行費、予約管理システムなどのサブスク費用を分けて管理するうえで役立つ存在です。開業直後は実績の少なさから審査に不安を感じることもありますが、必要書類をあらかじめ準備し、自分の運営スタイルに合ったカードを検討してみましょう。年会費や特典の内容は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。